今、最も旬でHotな橋本率いる真撃 第2章を観戦してきたので
レポートなどを綴りたいと思い升

当日まで、観戦しようか?
否、CS放送でのPPVも有るしなぁ〜と
悩んでいたのですが・・・最終決定カードの異色さ(^^;
ある種のヤケクソ感溢れる大変素晴らしいマッチメイクに
触発されて観戦する事を決意しました。

前もって招待券応募をしていたのですが外れて
優待葉書だけが届くも、多少安くなったからと云って
足を運ぶものか!と。憤りも昔の事・・・一応優待葉書も持参し
地下鉄九段下で降りると

時間は試合開始、20分前で地下鉄の駅からして
普段の武道館大会(全日本、新日本、Noah等)よりも
人が少なく不安だった処、其れが的中
会場の回りはやはり少ない人だかりでした。

当日券売場も疎らな人・・・むむむと長蛇の列になってる処を発見!
なんと招待券葉書の引き替え場所(^^;
そこだけ凄げぇ並んでました。

Dahooと交渉するも向こうも商談成立の少なさに
イライラしてるのか?こちらの望む金額を提示してくれないので
持参していた優待葉書を使い当日券売場でナケナシの大枚を叩き
チケットを購入。
橋本〜金を落としたぞぉ!!頑張れ!!と心の中で応援(^^)

#優待葉書受け付け窓口には葉書の山が・・・(^^;
#みんな当日券組は優待葉書使ってるのねと
#だからDahooもイライラしてたのかな?


中に入ると二階の南側、ステージ側正面の席でなかなか良い席でした。
流石!金を払っただけあり升
会場全体は四分の1くらい潰してステージと大型ビジョンを創っており
簡単に説明すると6.6新日本武道館Ver.の設営でした。

アリーナは半分くらいのお客が居て、二階席は
前売り組+優待葉書当日券組+招待券葉書組との色分けで
二階席の端っこが異様に混んでいて、私の回りのステージ正面が
空き空きだったのは招待券葉書組が観客の1/3を占めてる証拠か?

会場の照明演出、音響の設備などはかなり豪華さを感じました。
レーザー光線を随所で使う演出はNoahよりも真撃の方が一枚上手かと
主催者(株)ステージアだっけ?のイベント会社としてノウハウが
活きた感じです。

パンフが\2000と高いの買わなかったからオフィシャルルール判りませんが

胡散臭い格闘技ルール
・OPフィンガーG着用で途中外して試合しても良し
・チョークスリーパー有りのギブUp、Koで勝敗を判定
・ダウンカウント10でKO負け
・目つき、金的はレフリー黙認?
・ロープエスケープ有り、場外エスケープ有り
・当然3カウントフォールは無し
等々が随所で良き味を醸し出していた大会でした(^^)


第1試合 
●星川 尚浩vsショーン・マッコリー(LAボクシングジム)○
打撃でのKo(5分50秒)

身長、体格ともに丁度良い感じの両者で、試合もスウイングしました!
マッコリーが場外へエスケープした時に
「飛べぇ〜星川ぁ〜!!」のコールを受けてか?どうか?
なんと星川トペを敢行!!!受け止めヨロめくマッコリー(^^;

オイオイ。真撃のコンセプトは格闘技では?と
思う隙も与えず・・・そのまま縺れた二人は場外乱闘?をし
マッコリーが星川を鉄柱へ振り星川ダウン!!

はぁ〜マッコリーが場外鉄注攻撃をするとは(= =)
昭和プロレスの香りがしてき升・・・
それから試合に戻った二人はマッコリーの鋭い蹴り技が冴えて
星川はうつぶせに寝たままカウント10を聞きKo

ショーン・マッコリーかなりの難敵ですね
大谷もハイキックKoした実績も有るし
全女WWWA王座伊藤をも圧倒したエリン・トーヒルのコーチ
初来日戦の時は当時新日本所属の藤田に秒殺されてましたが(^^;
マァ、あれは体格差があり過ぎだったし〜ぃと


第2試合 
○佐藤 耕平vs イゴール・メインダード(オランダ/カマクラジム)●
カカト固め(5分59秒)

新人佐藤選手はアマ格闘技をやってたらしいです?
詳細知ってる方居たら補足お願いします。

序盤、25kgの体重差に苦しみ、ワンパンチでKoされるも
なんとか立ち上がった佐藤。更に追い打ちを掛けるかの如く
メインダードが形の崩れたスープレックスを連続で放ち虫の息の斉藤(= =)
しかし、ここで起死回生!!Uインタ-全盛時の垣原の如く相手の足を軸に回転し
膝十字のような体勢でヒールホールドを獲る!!!
私も「絞れぇ〜〜絞れぇ〜〜」by仲村さん。と声援を送ると・・・

メインダードがタツプOut

おお!!!新人佐藤が格闘マシーン黒崎の足を壊した強豪に見事快勝(^^)
佐藤選手は191cm105kgと理想的な次世代ヘビー級戦士なので
今後、大いに期待出来るかと
素材としてはオヘア、パランボ、スティジャック級かと>佐藤 耕平


第3試合 パンクラス提供試合(5分 2R パンクラスルール)
○KEI山宮(パンクラス東京)vs 佐藤光留(パンクラス横浜)●
判定勝ち

大会の趣向から外れた?試合に観客興味薄・・・
心ない野次も少しばかり聞こえるも皆、今大会の成り行き、特殊性等の
事情を知っているのか?暖かい眼差しで見守っていました(^^;
#パンクラスさん、参加してくれてありがとう〜との気持ち??


第4試合 
○田中 将斗(フリー)vs ジェラルド・ゴルドー(オランダ/カマクラジム)●
打撃でのKo(4分55秒)

超異次元マッチ其の一です。なにげに目玉カードの一つかと・・・
序盤から凄いローキックを放つゴルドーに田中は足を引きずりタジタジ
しかし、ローをエルボーでガードする?等をしたのち
コーナーに詰めよった際にはスイング式DDTを炸裂させるなど田中も大活躍!!

ゴルドーに初めてスイング式DDT決めたのは田中になるのでしょうか?

で調子に乗った田中はOPフィンガーGを外して挑むも
ゴルドーの蹴りに沈みます・・・カウントを数えてる際に
「お前がそう来たなら俺も」と云わんばかりにゴルドーがグローブを取る・・・
#グローブを取る行為をシュートサインと勘違い??

おいおい。とゴルドーがグローブ取ったら洒落にならないダロ。空手家なんだからと
・・・US大山空手の血が目覚めたのか?両手をクロスさせて押忍!のポーズ!!

フラフラ起きあがったばかりの田中に渾身のハイキックを叩き込みKo勝ちに
ゴルドー怖過ぎなのです。


10分間の休憩が入り
パンクラスの近藤&菊田の二大エースが登場。
マイクで挨拶し、今後も真撃への全面協力を惜しまない姿勢をアピール
これは猪木vs橋本との戦いからPRIDE陣営vs反PRIDE陣営との
格闘技興行会社間の勢力闘争へと発展していくのでしょうか?
少し興味深い図面が引けそうです。


第5試合 
○安生 洋二(フリー)vs 高岩 竜一●
レフリーストップ(11分03秒)

安生が高次元なプロレス&格闘技センスを見せつけた試合でした。
高岩の意味無し攻撃・・・グローブ填めてるのに胸板チォップ!とか(^^;
コーナー詰めよりのストンピングとか・・・
走り込んでもラリアット(安生にスルリと交わされる)・・・
デスバレーボムの不発(安生に数度スルスル交わされる)に終わり

その中で安生のしなる蹴りが高岩の膝を捕らえて後は膝を集中攻撃。
ヒザへのエルボー、ニードロップ等ねちねち攻めた後に
グランドクロス2000を数回極めるも高岩がロープに逃げてしまうので

今度は場外戦に誘い込み持参のタオルで高岩の頭部へパンチを叩き込んだ後
リングに上げてグーパンチ一閃。
大の字の高岩を見てレフリーストップ!!


第6試合 
○トム・ハワード(USA/UPW)vs リー・ヤングガン(韓国/ハプキドー)●
三角絞め(5分55秒)

UFO旗揚げ戦で見た振りのヤングガン・・・
当日も印象に薄かったのですが今回も印象無し(= =)
特に他の試合が色濃かったので無色透明に近い試合内容でした。
唯一、トム・ハワードの匍匐前進ロープエスケープが観れた時に
客席がどよめいた位かと

生でトム・ハワードはオーラが漂っておりました(^^)
それしか印象に残ってません。終了〜


第7試合 
●大仁田 厚(参院議員)vs 大谷 晋二郎○
反則裁定により試合終了(7分22秒)

超異次元マッチ其の二です。今回の一押し目玉カード
大谷が先に入場。
大仁田は黒皮ジャン&ジーパン&黒椅子&ペットボトル
と普段通りの正装で登場し
#通常ならこの格好で格闘技ルールの試合に出るのは無理と思われ(^^;
#それでもOkな処が今回の非常事態振りを伺わせ升

水撒き、ポージング等のパフォーマンスをしながらゆっくり入場し
懐から真撃グローブを出すと口にくわえて意味ありげに構えた後
グローブを客席に放り投げる!!格闘技はやらないとの意志表示?

選手コール中に皮ジャンを投げつけて試合開始(^^;
ここから終始、試合は大仁田ペース・・・とゆ〜かプロレスにぃ
#他の試合もプロレス度は強かったですが・・・

場外乱闘に雪崩込み〜西に東に南にフェンスオーバーまでするハッスルぶり
リングに戻るとサンダーファイヤーPボムまで繰り出し
とっさにフォールする大仁田だがレフリーはカウント取らず(^^;
#真撃・格闘技ルールだから当然なのですが

「何故?カウント取らんのじゃぁ〜」風に?レフリーに詰め寄る大仁田(^^;
持参した椅子で大谷を打ち抜くわ(椅子首輪状態)
それで大谷が流血するわ
#ミルコvs藤田戦ではここでストップ?否、それ以前の問題か?

ハチャメチャな展開になるも
大谷は復活しパンチの連打。Pボム。顔面ウォッシュ等
で反撃した後に大仁田の弱点。膝へストンピング集中砲火
足四の字を極めて・・・二度目の足四の字を極める時に下の大仁田から
Green Mist!! , Green Mist!! が炸裂!!

顔面が緑色に染まった大谷が仰け反り回り、レフリーがゴング要請。
大仁田の反則負けに(^^;
予定通りの結末でしょうか?


第8試合 
藤原 喜明(藤原組)&橋本 真也
vs 
ビッグバン・ベイダーUFO(USA/OVW)&マーク・ケアー(USA/フリー)

一番始めにベイダーUFOが入場。いきなりマスクを取る(^^;
髭を生やし、長いドレッドヘアはブロディの面影がぁ
・・・最後に橋本入場。爆勝宣言に乗って場内万雷の橋本!!!
しかし場内に満員時の半分強位の人数しか居ない為、少しスケールダウンも(= =)

ベイダーUFO選手コール前にマイクを取りアピール
「***、ザ・プレデター!!!」と??
リングアナ氏が続けてザ・プレデター〜〜!!とコール。
ベイダーUFO > ザ・プレデターとの謎な改名を遂げた模様(^^;

そもそもベイダーUFOとのリングネームはUFO存続当時に猪木が
付けたもので今回は猪木色を廃する?意味でOVWで使用しているリングネームに
急遽変更したのか?
もしくは日本での知名度を考えてベイダーUFOと名乗るも諸事情により?
UFO冠の付いたリングネームはヤバイ?と判断した上での変更??
謎が謎を呼ぶ突飛なリングネーム変更です。

この試合は個人的に注目していた試合で・・・
ケアー等はどうでも良いのですが新外人ザ・プレデターですね。
彼に要チェキを入れおりました(^^)

そもそもOVWとは業界1の規模を誇るWWFのファーム団体と云われていて
先ほど、某ファイト誌においてベイダーUFOの事もスクープしていた矢先での
突然の来日決定!!これは生で見たい!!!とWWFフアンの血が騒ぐのです。

記事によるとベイダーUFOは世界の億万長者ビンス氏に大変目を掛けられており
カート以降、次世代のWWF生え抜きレスラーとして大切に育てられているとか
ビンス氏の指示の元、髪型、風貌などイメチェンを計り
二代目ブローザーブロディとして売り出す計画も有るのだとか

未来のTopスーパースターズをこの目に焼き付けておかなくては・・・と
実際に2mの巨体と何処か?の大巨人のウスノロ振りを感じさせない俊敏な動き
彼は有望です。順調に行けば1,2年後にはWARのレギュラーに成れる??

・・・で、試合の方は先鋒が橋本vsケアーが
いきなりファーストコンタクトしてケアーの素早いタックルで橋本が吹っ飛び
サードロープに頭を打ち付け場外へエスケープ(= =)

組長もケアー、プレデターらと互角に渡り合い
プレデターには脇固めの洗礼を浴びせる!!!

橋本の方は終始押され気味でvsケアーではマウントからのパンチを防ぎ
サイドポジションからの膝攻撃を防ぎ・・・
vsプレデターではアルゼンチンバックブリーカーを食らう事に(^^;

時間が経過してくる毎に外人コンビのタッチワークのぎこちなさ
に加えてプロレスキャリアの浅さが露出し
橋本がプレデターを腕固めからの腕ひしぎ逆十字で下す事に

○橋本 真也(腕ひしぎ逆十字固め11分43秒)ザ・プレデター●

試合後に今回参加した外人勢が何故か?リングに集結し
なにやら乱闘(気持ちの入ってない形式的にしてます風の)を始めマイク合戦
橋本「ケアープロレスを舐めるなよぉ!!次はシングルだぁ!!」
ケアー「***イツデモドコデモOkダヨ(風な感じのコメント)」
等々・・・様式美が終わった後は

橋本「鈴木ぃ〜〜!!居るだろう」とPPV解説要員として座ってみていた
パンクラス鈴木をリングに呼び出し鈴木と握手。
橋本「いつかやろうぜ。」
「パンクラスありがとう!損得抜きで今回はありがとう」と唯一?
日本の団体で名前を挙げて今回の真撃に選手を貸し出してくれたパンクラスに
お礼を言い、終了。


今回の真撃はケアー参戦>猪木&橋本ライン謎の崩壊>
UFO橋本陣営から徹底>バトラーツ提携放棄>Jマッコリー猪木の指令で緊急帰国>
大仁田参戦・・・と波乱含みの展開で興行前からキナ臭い感じでしたが
見て見たらアラ?マァ?面白大会で非常に満足しました(^^)