土曜日の闘龍門千葉ポートアリーナサブ大会に行って来ました。
ここは私の家から1番近いプロレス会場でして
年に一回アルシオンが来る位で(今年は行きませんでしたが)
何度か通った事のある地元の勝手知ったるナントやらとゆー奴です。

で、地元民ならではの細かい訂正ですが
ポートアリーナ大会と告知されているものの
今回、行われたのは会場の建物は一緒でもサブアリーナの方なのです。
もし、闘龍門ファンの人が何も知らないで
へーここが千葉のポートアリーナなのかーと
ホールは立派だけど
(ポートアリーナの建物自体は市民トレーニングルームやら
上の階にある市民センター、等、他のビルとも繋がっていて
かなり立派です。勿論バブル期イケイケの頃の建築なので過剰に豪華な作り)
体育館は小さいのねーと、801なお姉さん達に思われるのは
千葉市民としては憤慨モノで、あれはサブ!予備の体育館なンです!!

本来のポートアリーナは同じホールの反対側の扉に閉じられた
先に在って、そりゃもー大きなアリーナと行っても差し支えないホールで
上から見下ろせるスタンド席が周りを囲むように完備されていて
少し前、景気のいい頃はアマチュアの世界大会とか
昔だったらWARとかがそこで興行を打っていた訳で
21日に闘龍門が使用していたバスケコートがギリギリ入る体育館
あれの正式名称は「サブアリーナ」なのでお間違い無く。

今回、家の近くに来るからとゆー単純なでシンプルな思考の元
観戦した訳ですが、本当は御当地優待券が書店で手に入り
自由席\1900で観れるとゆう呼び込みに誘われた訳です。

開始5:30前の30分前に会場に到着。
ポートアリーナ入り口の前は国道が走ってるンですが
その会場入り口横にタクシー横付けが2台程止まり
をを!!今時、私用でタクシー使うとは豪儀な!!と驚いていると
タクシーから女性客が数人急ぎ足で会場へ向かう光景。

どうやら数人で割勘してポートアリーナに乗り付けた人達っぽ な
連休土、日、月の初めの日なので土地感の無い関東園の人等が
JR千葉駅から来たンでしょうか?
千葉駅から歩くと15分程なのですが歩いていき迷う事を考えると
タクシー割勘で会場横付けの方が利口かもしれません。
かなり遠いンでJR千葉駅>>>ポートアリーナ

本当は京葉線千葉駅から歩く方が道も判り易いし
無理なく歩ける距離だからお勧めなのですが

まーそんな地元知識はいいとして
会場前の控え目なダフ屋さんを尻目に
(入り口前に闘龍門のスタッフらしき人が「こちらです」と先導していたので
ほぼ黙認なのでしょうね>ダフ行為。持ちつ持たれつみたいな)

当日券売り場。
\1900の区分はマジックで×が付けられてました (T_T)
これは罠か・・・と、大人な考えに浸りながらその上の区分
C席\2500が売られていたので少し考えた末、
希望額よりも\600増しのそれを購入。

会場に入るとサブアリーナに椅子がこれでもか!と並べられてました。
これには驚き・・・
例年通りの同会場のアルシオン興行は椅子が多くても4列並べる位で
中央に纏まったコジンマリとした感じなのに大して闘龍門は
ずらーっと場内全域に椅子を並べてました。

椅子の列を数えると北、南12列の横30番まで
その内の前3列は22,24,26
東、西は4列、その内の前3列は22,24,26番、後ろだけ4列
席の数を大雑把に数えると950席程。

今回、満員だけれども満席では無かった為、観衆850人程かと
土曜日、三連休と有りましたけど交通の便の悪いサブアリーナに
850人も実数で集めるとは凄いです。しかも安い席が空いてるだけで
前の部分は満席だったのも流石!

恰幅のイイ!おおよそ闘龍門ファンとは思えない親父達三人組が
スタッフにお辞儀をされながらリングサイド真ん中に座りました。
あれが噂に聞く地回りの・・・長いものには回れた方がいいンですかねー



第1試合 3vs2の変則ハンディキャップマッチ
斎藤了、スペル・シーサー、●ストーカー市川vsドン・フジイ○、SUWA
ドン・フジイとSUWAのセコンドには同軍団のCIMA、TARUが付いてました。
ストーカー市川はディスコインフェルノの曲に乗って登場。
長い曲が鳴り止むまで恥ずかしそうに踊る市川・・・
私はこの手の笑いの獲り方が好きでは無いから嫌悪感を抱くも
前の方の席に座ってる人達には受けてる模様。

正規軍の入場が終わるとドン・フジイとSUWAが入場。
会場は沸きますね。ヤハリ

選手コールの時に身長、体重がコールされる訳ですがこの時に
改めて気付いたのが皆、170cmそこそこ、80kg前後の選手なんですね。
闘龍門の選手層は・・・そうか・・・普通に居るジャン、そんな人達と
軽量級過ぎるなーと、ヤな気分になり(Jr.軽視主義)
プロレスのヘビー級の世界からすると100kg以下位が
Jr.ヘビー級にランクされるンですけど、77kgとかコールを聞くと
修斗とか総合な領域の人達が無理してプロレスラーになってるのでは?と

これは好き嫌いの話で私のレスラー理想像は
195cm超、120kg位なんです・・・日本人ではそれに該当する人
ほぼ居ませんけど、ヤハリ190cmは有って欲しいなあと (;´Д`)

試合の方はなんだかんだ・・・
フジイとストーカーの間でお笑いが含まれながら
シーサーが途中でリング下で死亡するも
最後は市川をチョークスラムで掲げあえたフジイがピン。
全体的にはダレダレの第1試合・・・とくにSUWAのバテ方が異様な
印象を残しました。

売店側の方で岡村社長がカジュアルな服装&サンダルで
試合をチェックしていたのが印象的な

試合後にミラノの音楽が流れてイタリアンコネクションの三人。
先の有明でベルトを獲ったミラノ・コレクションA.T、YOSSINO、YASSINIと
サルがベルトを抱えて入場。
マイクを持ってクレイジーMAXと絡んだ後に
「お前等のCM行為には付き合ってられん」とCIMAが言い残し
クレイジーMAX達は先に撤収。

その後、ミラノの高揚の無いMCの中、YOSSINOが新メンバーのサルを紹介
観客の一部では歓迎ムードも有りましたがJAPAN興行なだけに
ムスーっとした表情の方が多かったです。

「皆さんも自分の名前をイタリア風にアレンジして日頃からイタリア人になる
努力をしてみましょう。チャオ!」とイタリアンコネクション撤収。
成る程。某氏がイタリアンコネクション***とか名乗りたい気分も判ってきました。

私的には先の有明コロシアムを見て勝負に勝ったミラノの
ATロックがスゲェ!と印象が強く、試合後の登場もハプニング的で
嬉しいオマケみたいで嬉しかったのです。



第2試合 変則フォールハンディキャップマッチ
●ウルティモ・ドラゴン・シートvsペスカトーレ八木(T2P)○
ペスカトーレはカウント4まで押さえ込まないと勝てないハンディを負わせた試合。
シートは本物のチビッ子なので当然力の差が有り・・・
頑張るものの、普通に体格差の有る人がぶっ飛ばされてる姿は
痛々しかったです。

八木もある程度までは受けないといけないのに・・・
で、フィニッシュもT2Pならではのジャベを極めて勝利。
うーん・・・ジャベを出したらカウント4フォールと言う制約が無視される事に
気分的に乗れない試合でした。



第3試合
○アンソニーW森(T2P)vsダークネスドラゴン●
リングサイドにM2Kのマグナムその他が椅子を持参して座り試合を観賞。
マグナムはマイクを持って悪口を言ってましたが何を言ったか忘れました ((^^;

アンソニーもマイクで「マスクをお取になって勝負してくださいませんか」
とかなんとかMCをした後にクネスが被っていたマスクを投げつけて試合開始。
最近、クネスの入場時マスクを被り、試合開始と共に投げつけるコンボは
一連のお約束のようです。素顔の知名度の低い内は暫くは続くかと

一方的に試合を進めるクネス
コーナーに詰めて更に攻撃を続け、レフリーの静止も聞かず
逆にレフリーへボディスラムで持ち上げて暴走ファイトを敢行

よってクネスの反則負け  ヽ(´ー`)ノ

試合後、アンソニーと懇意にしてる斎藤了がリングへ
暴走ファイトを続けてるクネスを止めて
斎藤「罪の無いアンソニーを虐めないで下さい!」
一部の801女「キャー!」
斎藤「クネスさんはイイ人になったんじゃないンですかぁ?」
とマイクが続き、それに応えずクネス撤収。



10分の休憩に入り升
売店横で選手のサイン会が開かれるンですが
それが又、スゲェ人並びます ((^^;
だーっと売店を取り巻く感じで・・・勢いを感じる次第。

闘龍門には女性客が多い!との話を良く聞き
実際、女性ファンを良く見かけるのですが
大まかに分けると以下のタイプに分かれるかと
・身なりが派手なミーハー層
・地味目なヲタっぽい801層
・見た目普通な層(大体彼氏連れ、多分つき合わせている)

偏見含みですがこんな感じで・・・
ミーハー層はプヲタ男達と親しげに話すような感じで
801層は女性同士でくっついてグループ観戦してる風でした。

同日、幕張で行われていたゲームショウExp帰りの
大きな袋を下げた女性達を数人場内で見たから
午前幕張>午後ポートアリーナという層が若干でも居たんだと
ははぁ〜ん、ヤハリその層のユーザーは繋がってるなあと言う感じです。



第4試合
○TARU、CIMAvs川畑憲昭(T2P)、三島来夢●
クレイジー側のセコンドには第1試合とは反対にフジイとSUWAが付き
CIMAがマイクを取ると「お前は誰だ?」と川畑を指して自己紹介を強要。
客席の前を埋めてるフーリク層は知っているんだろうけど
一見さん達、他、私のようにあまり詳しくない人には有効なアナウンス

「T2Pの川畑憲昭です。」と自己紹介した川畑。
こうやって知名度の低い選手をCIMAが弄る事で
スポットを当てるのは上手いですね。
試合はCIMAの動きがキビキビしたイイ感じなのが印象的で
TARUの蹴りもヘビー級ならではの重さを醸し出し

CIMA、9.8有明で極められたATロックの後遺症か
分厚いテーピングを巻いてて、少し気にしていたような
終始、クレイジーの強さが目立つ試合で終わりました。



第5試合
○新井健一郎、ドラゴン・キッド、望月成晃
vs
堀口元気●、横須賀享、マグナムTOKYO

試合前にマグナムのMCが又毒舌で
「ダンスで踊ってやろうと思ったけどyo
千葉は神田の地元だからヤル気ねーyo
昨日の仙台の方がいいよな
そんな廃棄処分の決まった奴は10月まで引っ張らないで
今、ここで引退したらどうだ?」と
場内ブーイングがチラホラ・・・M2Kは完全なヒールなんですね。
(ちなみに神田レフリーは正規軍のセコンドに付く)

試合もコール中、紙テが舞う中でM2Kの奇襲から始まり
今までのタルイ試合を吹き飛ばすような速い動きの
6人タッグでした。

最後、ブルーの箱を持ち出した堀口をエプロンサイドから
エルボーを放ち止めた神田レフリー!
その流れを受けて新井がタイガーSPで勝負を決めました。

成る程。地元、神田レフリーの凱旋興行と言うニュアンスを含ませた
メインの試合介入とそれに繋げるフィニッシュなんですね。
この辺の流れ、展開も考えられています。

マグナムは悪態MCをついて撤収。
勝利した正規軍は神田も含み四人でリングに残り
神田への声援が鳴り止まない中、
望月「先ず、俺にも喋らせてくれ。引退までの期間。
正規軍が神田を守っていくから」うんぬんと

で、神田レフリーが涙を拭いながらマイク・・・
大声援のリアクションで迎える観衆@千葉

\1900のチケットが買えなかった。
メインを覗いてはタルイ試合が多かった。
椅子席が全てフラットで場外乱闘、
グラウンドの攻防が立たないと見えなかった
等等・・・マイナス要素があるものの

メインの神田レフリーの涙で気持ちイーブンかなぁ?と
全体的に地方巡業でした。良くも悪くも・・・
これが後楽園ホールで見るともっと違うモノなんでしょうけど

個人的には未だに軽量級プロレスは乗れないですね。
極論で言うと170cm80kgは一般人だから
プロレスラーとしての適正が無い人達だと思い升。
肯定論で行くとそんな身体であれだけの事を行ってる事が凄い!と
なるのでしょうが、闘龍門の全てにおいて乗れない私は
否定論で素養の無い人達は辞めた方がいいのに・・・と思ってしまい

小さい人達だけの枠でやってるのはあまり好きに馴れないと
今回改めて確認出来ました。

どんな競技でも無差別級に魅力を感じしまう私はそう思ってしまうンですわ
その中でも注目したのは今回試合をしていないものの
T2Pのミラノ・コレクションA.T。有明で見た強さと
新人である事での感情移入のし易さ、MCでのロボット振りに惹かれます。

正直、今回の地方巡業なテンションでの\2500は高かったかも?
有明で見た後なのでストーリー性は追えた訳ですが
その分、自分の中の鮮度は落ちた訳で値段にしても
BFのK-2000の方が未だ、\500も安いですからね。
最後にはK-DOJOびいきになってしまう罠