前日、22日の全女川崎大会観戦、
私自身の中の想像力の範囲を遥かに下回ったお粗末な内容に
ああ、もう駄目だ。神は死んだ!とテンションの落ち込む中で
その後、合流した忘年会。大酋長の店員。
鍋の中に吸殻を入れて客出しを計る愚か者に当てられつつ

どんどん弱っていた私、「いつもワイン飲んでるよ」とかの声を横耳で聞きながら
ダウナーになる一身、
「荒井さんが死んだ時にあんなに騒いでたから8月は国立(ダイナマイト)じゃなくて
WMFに来るもんだとばかり、思ってた。」
「や、もー荒井さんの死と共にFMWも終わって。
後はハヤブサが気になる人はWMFを観ればいいンですよ」
とか投げ槍だけど、私にとってはそのものズバリな言葉を半自動的に返答してる中
再度、ワインを飲み・・・再度沈む一身、悪い酒の飲み方をした後に解散。

どこともなく
「明日のJd'どうしますか?」
「私は暇だからいいですよ。行きましょう。」
「うーん、じゃー11時有楽町駅改札で待ち合わせとしましょう」
適当に約束してしまって・・・

朝起きて酒で身体がダルダル
(私、酒弱いンです。普段は飲まないし、飲む時は許容を越えて飲むので
次の日は半日ほど、性能が極端に落ちる事に)
ああ、駄目だ。約束しちゃったし、これから有楽町に行かないとイケナイんだ。辛 い・・・
と、弱りきってる私は朝、唐突にもノブナガさんに電話。
「マジで行くんですか?有楽町・・・」
前言撤回、失礼極まりない話。
12.23朝っぱらから飛龍革命をぶち上げたのです(どっちが、猪木で藤波かはカツアイ)

朝の時点で極端に弱りきってた私。ノブナガさんの引き止めが無かったら
有楽町には行かなかったです。ありがとうございます>ノブナガさん
人として最低限の義務、約束は守らねば・・・と電車に乗ってノコノコと移動中に
ぴっくる氏よりメールを着信。ああ、彼も来るンだ・・・少し、心強く。

改札でノブナガさんと合流。
さっそく会場入り。
事前にチェックしておいたカード表。
今日はアストレス三期生サバイブ組がほとんど揃うのでそれを生で確認する為の
意味合いが大きく、ほぼ、ソレのみの為に足を運んだ訳です。

リングの周り、最前を陣取り、ジャージ姿でリング上にて
ウォームUpしてるアストレス三期生他、アスから零れ落ちた新人レスラー斎藤啓子等の
首を軸にするブリッジ運動、受身、ロープワーク等公開練習をじっくり観ては
ノブナガさん購入によるレディゴン最新号にてアス三期生の名前と顔を一致させる作 業に終始。

ああ、噂程には全然駄目じゃーなくないじゃん!と
普通に可愛い人(ま、女優選考でもありますから平均Lvは超えてました)が多く
秋山恵、森井志乃、小粂あかねと順々にチェック。動きも良さそう。
一期生の古田Lvの奴は居ないなと安心

特に、小粂あかねは身体の厚みがあり、下半身の安定具合。
回転受身の動作、独りだけ先行デビューしている事実を総合して
顔も東洋系美人風、オッパイ大きいからいいなァと<好み入って升

森井志乃は女優志願系で身体細かったですが愛想の良さげな
柔らかい雰囲気がありました。

三期生、ファンからのサインも気軽に応じてる様子。
マジックとレディゴンでも持っていけばスンナリとサインをしてくれます。いい感じ

始まるまで暫く待ってると、ぴっくる氏も合流。
リングアナ登場。試合開始。


第1試合:スパーリングマッチ3分間
秋山恵(引き分け)森井志乃
深緑色のアスTシャツを着て両者、ファンにお辞儀をして試合開始。
アマレスのように身体をつかみ合って
押さえ込みフォールの体勢にもっていけば勝ちのようです。
後半、身体の大きい秋山が上になってバックを取ったり色々
試合中「声が出てないぞ」と卯木さんが注意、
相手の身体をコントロールするのに集中して時たま、低い呻き声が聞こえるのみ
昨今、CSで夜中流れるキャットファイトに近い?


第2試合:シングルマッチ1/20
●おばっち飯塚(横入り式エビ固め12:16)救世忍者 乱丸○
私はアストレスを観に来たのでこの試合。コントのソレは見飽きてて
それでなくても昨夜からヤサグれてた私はこんな糞みたいな試合無ければいいのに
早く終われよ。って思いつつ、
おばっちが入場時にばら蒔いたキャラメルを拾い口のほうばりながら
試合序盤はリングを見ないでレディゴンを読んでアス三期生のデータを確認したりとか
してましたが・・・リング上で行われてる余りに馬鹿馬鹿しいヤリトリに呆れ・・・

その呆れが諦めからやがてどうしようも無くなり、ニガ笑いに変り、
ついには本当に馬鹿馬鹿しくなって不覚にも藁ってしまいました。
で、一回笑うと後は全て許せる話になり・・・
目の前で行われてるファンタジーファイトにスッカリ乗って
おばっちのローリングクレイドルの回転数を数えたり、
「ブイ!、ブイ!」のチャントに参加したり、予想外に楽しンでる自分。
糞試合だと思ってたコントの数々に全て付き合ってしまいました。
ここからリミットが外れ、あとは素直に楽しめるように


第3試合:3WAYバトル1/20
斎藤啓子 vs MARU vs TSUNAMI
●MARU(Mt.ツナミ8:28)TSUNAMI○
ここでは新人レスラー斎藤のみが目当て。
デビュー間もないのに既に何かオーラが少し出てるのはいい感じ
正統派女子レスラーっぽいです。

MARUは相変わらず、多少は貫禄がついたような気も

TSUNAMI。生は初めて
グラサン着用で試合に乱入してたりしてた頃の印象で止まっていたので
スゲェ意地の悪い奴なんだろうなぁ?と誤解してました。
リングに居たのは愛くるしい顔のツブラナ瞳の女の子です。
顔のパーツだけみると可愛い。とその印象を人に話すと眉間にシワが寄る訳ですが
実際に、ぴっくる氏は吹いてました。「え〜〜??」と
や、良く観察してパーツを面と面とで捕らえてると可愛い顔だってTSUNAMIは、
と言っても信じてるくれる人は居なし。仕方ないです。同意して貰えなくてともいいや

斎藤、初っ端の攻撃がコーナーポストに昇って
TSUNAMIへのミサイルキックを敢行。しかも顎に直撃!
新人ながらいきなりハードな攻め。他、リング上の動き、MARUとの丸め込み合戦や
張り手の応酬をみるとかなり負けん気が強そうな感じ
この資質は重要。アス落ちといいあながら侮れません。
同じアス落ちだった山本千歳よりも上玉かも?今後が楽しみ

TSUNAMI、試合終了後の撤収の際に
セコンドに付いてた乱丸になにか指示出されてました。
それを素直にうんうん頷くTSUNAMI。目つきからして性格優しそう
憎まれデブヒールではなかったです。
全日本で言うとブッチャーのようなユーモラスさがあり


第4試合:シングルマッチ1/20
○武藤裕代(エビ固め5:47)小粂あかね●
小粂あかね。唯一、三期生で正式デビューしてる先行組。
赤い番傘を差して入場。コスチュームは青いチャイナ服風、中国雑技団みたいな感じ
その外見イメージそのままにリング上で綺麗な回転運動をしてコールを受けてました。

対する、武藤。親父度が増してました。どんどん男性化してるし・・・

小粂の攻めが通じず、殆どが攻め込まれるような場面。
キャメルクラッチの体勢でフェイスロックや、口割きをされて
涙ぐむような場面も、武藤も殆ど受けないのはあかん!と思ってたら
カナディアンバックブリーカーの体勢からパワーボムで落とす
デビュー間もないアストレスに対しては過酷過ぎる技で終了。
う〜ん、次はもっと他の同体格位の選手との試合がみたい!頑張れあかね!


メインイベント:タッグマッチ1/30
○阿部幸江、KAZUKI(合体式スカイカナールホールド14:17)ザ・ブラデ ィー、桜花由美●
もうここまでで、すでに私は出来上がってましたが、
ここで桜花が唄を唄って入場を披露。をを!これが自称アイドルレスラー・・・
リングに上がり最後まで唄を唄いあげておりました(曲は何でしょうか?聞いた事あ るような)
その後も試合始まるまでブリブリなアイドルムーヴを押し通してました。

次にブラ様入場。黒い皮のガウンが豪華さを醸し出して升。
ウォンデット入場(タッグ王者らしい)。馴染みの曲。ピンクレディーのです。
なにもかもが懐かしい・・・今年、春先は良く通ったもんで

ブラディーがベビー側?に付いて、ウォンデットがヒール?
阿部ちゃんは相変わらず、半笑いで健康棒を持ち出しバチバチ叩いてるし、
KAZUKIもドラム缶を二個持参。
当然、レフリーの小林大輔の凶器チェックもユルユル、

ノブナガさんの野次にブラディーが直で受け答えをするとゆー
リングサイド1m範囲のコミニュケーションが成立する場の空気、これがやけに心地いい

桜花。技への耐性がついていて、普通に試合してました。この成長に驚くも
Jd'だとレスラーとして立派に成立してしまう不思議な世界

全女川崎で感じた選手から滲み出てくる悲壮感の欠片も無く
このメインイベントに出ている選手含み、新人以外は闘う者同士が
ニヤニヤ笑ってる妙なユルさ、皆、ベビーもヒールも関係無し
ほのぼのとした世界。皆、良い人。仲良しそうな雰囲気の中での試合
(イベント出品用の無料興行だからカーニバル的な意味合いがあるからかも?)

ここまで徹底して脳天気な世界を見せつけられると
観てるこっちの脳みそも柔らかくフニャフニャに為り・・・
全女川崎でヤサグレていた私の心がノンストレスに、不思議です。

Jd'は聖域なのか?と
兎も角、Jd'の国際フォーラムを見て癒された自分が居て
まさか、Jd'の無料興行に癒しがあるナンテ・・・不覚を取られました。