今年、初の女子プロレス団体の観戦になり
そのスタートをダリアンのクラブeXで始められたのは幸せでした。感謝してます。

イベントの全てを満喫。
品川プリンスの施設という事で会場として使われているeXの
ゴージャスな感じも嫌味じゃなく、非常に心地いい時間を過ごせました。

対戦カードとイベント進行は以下の通り

基本コンセプトとして
青コーナーを青組(リーダー伊藤)
赤コーナーを赤組(リーダーモモ)
と二軍に分けてのチーム戦でなんたら杯のトロフィーを賭けての戦いでした。

OP:全員ダンス

第一試合:○ヘイヘイ、ブンハクvsテツ、ウナン●
第二試合:●ショウエイvsキョウ○
第三試合:○ウディ、オウレイレイvsイショウ、レイレイ●

唄のコーナー1
ヘイヘイ、ブンハク、シエイが山本リンダの唄(リンダさん本人が客席に、紹介されたり)

唄のコーナー2
(名前忘れ)三人が入れ替わり、大陸の唄

唄のコーナー3
3月発売の新曲を1と2で唄っていた6人が衣装替えして熱唱。
他、全員がダンスに加わる。

第四試合:●伊藤薫vs中西百重○(モモラッチで)
第五試合(メイン):シエイ、セツレンvsスイカ、シュンエイ
(シュンエイが残り30秒から対戦相手をジャイアントスイングで振り回した為
時間内にフォールできず、時間切れ引き分け)

伊藤チーム戦の完全決着をが延長を指示して

第六試合(延長、青と赤チーム全員参加による16人ダッグ):
伊藤薫、シエイ、セツレン、ウディ、オウレイレイ、ショウエイ、ヘイヘイ、ブンハク
vs
中西百重、スイカ、シュンエイ、イショウ、レイレイ、キョウ、テツ、ウナン

16人全員が総攻撃の中、青チームが伊藤のダイビングフットスタンプから
シエイのムーンサルトプレスに繋いで●中西百重(体固め)シエイ○
と、勝利。青チームがなんたら杯のトロフィーを獲得。

END:全員LaLaLa(唄ってお別れ、最前、通路側が握手の特典も)


踊り+唄+試合と、全てがミックスされたモノになっていて
試合も去年のそれよりも動きが洗練されていました。
しかも未だ未だ進化の余地はあり。未知数なのは良い事です。

身体の柔らかさと手足の長いスマートな身体は見た目に優しく
技の形式もこれからどんどんとスィートになっていくんだなぁ、と思え
新曲の踊りはベガスの振付師から直伝とかで、メインで踊っている6人は非常に艶やかで
それでいて、淫靡で無い。健全な美があるモノでした。
新曲イベント(握り込み)は要チェックだと思えます。

既存の女子プロファンの人達からすると正道から外れた
無軌道なモノ。との認識の上で理解し難いモノがあるんだとは思いますが
その手のガチガチな人達に向ける言葉としては
あんた等の立ってる場所が本当に正道なのかい?という問いなのです。
歪みきった美意識の中でうろついてるんじゃないのかな?との疑問もあります。が

本当に真っ直ぐなモノって何なのか?という部分に触れていかないと
ダリアンを受け入れられないだろうし、容認も出来ないんだろうなぁと、諦めてはいますし
現行の様式に則って進んでいる人には範疇外のモノだろう、との予想はつきますが
現に会場にはダリアンファンも僅かながら増えていますから
そう悲観する事もないのかもしれません。

そもそもの系譜は渋谷系女子プロレスが終わった時に
アストレス一期生が始まって、そのアストレスも既存の女子プロのそれに
塗れて変わり果てたら、ダリアンがその意匠を継いでいた。という…事なんです。

このまま地続きで続いて欲しいなぁと、ぶっちゃけ
ダリアン以外の団体が滅んでも良いかもしれない。
ダリアンだけ残れば良いなぁと思える程、eXでの彼女達は健やかで綺麗でした。
なによりも他のどれと比べても(キャット含み)圧倒的に目に優しいからです。

コスチュームをリフレッシュした事はYesですね。
プロレス観戦して初めてかもしれません。
見た目、決して邪魔にはならないレフリーの存在とか
(レフリーの後ろ姿が見えないとこんなに寂しいものかと、初めて思い)

終わった後、品川プリンス側のアンナミラーズに入った事で
余計に幸せ感に浸れたのかも。
女子プロレスを見てこんなにも心地良い、爽快感が残ったのは久々で
今年はダリアンだ。という私の定めた指針は間違っていなかった、と確信が持てました。

あとは地道な広報、集客で。
この日は仕切り直しのイベントの為、半分は芸能プロからの招待客だと思われて
eXを今日の日のような大入り、二階席も空けての立ち見満員御礼というのを
普通のお客さんで出来るようになれれば良いよね。とささやかな願いが