blogに書き残したモノを転載しています。

日本公演二日目もみてきました。
当初は都内の個人的にも馴染み深い武道館にくるからと言って
何も平日金曜日を空けてまでも二日間通いつめなくてもいいだろう?とチケットを取ったあとに思い
すこし失敗したかも……などと後悔をしながら16日の当日を迎えて17日も通い
蒸し暑い武道館の二階席で汗をダラダラ流しながら観戦していたのですが……当日のラインナップは以下の通り。


WWE 2004年10月17日 武道館

※全ての画像がクリックすると大きくなります。



第一試合
○トリー&スパイク vs ナンジオ&ドーン・マリー×

OPに相応しいミックスドマッチ。
トリーも美しかったけれども、ドン姐さんの円熟された色気も中々……あれで40歳オーバーだというのは嘘みたいなのです。
ドン姐さんのコンディショニングは日本の高齢化している女子プロレスのおばさんたちにも見習ってほしいもんです。 
ナンジオのリアクション、動きひとつ、ひとつがいい味が出していました。
ナンジオ&ドーン・マリー組はヒール側であったにも関わらず
憎めないヒールとして武道館のオーディエンスにも認められて最後は拍手で見送られていました。4人ともGood Job!


WWE 2004年10月17日 武道館



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第二試合
○レネデュプリ vs チャーリー・ハース(wミス・ジャッキー)×

試合巧者のハースに嫌味なフランス野郎のレネ。というキャラクター対比が効いていたこれも好試合。
ハースの投げを放つ姿勢は美しいです。
非常に正確で正しいフォームから投げるアームホイップにはついうっとりと見入ってしまいます。
ジャッキーも一日目とは違う大胆な衣装で観客を魅了していました
(選手の殆どが一日目と二日目でコスチュームチェンジしていました)


WWE 2004年10月17日 武道館



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第三試合
○ミステリオ vs ×チャボ vs ×フナキ vs ×ノーブル

イリミネーション方式で行われたクルーザー級のチャンピオンシップマッチ。
この試合ではスマックダウンリーグのクルーザー級の選手たちがいかにハイパフォーマンスであるのか確認できました。
日本公演のボーナストラックとしてご当地選手であるフナキが最後まで残り
ミステリオとベルトを争うという現地では余り見れない貴重なシークエンスも特別に追加されて武道館が盛り上がりました。
この辺りの公演先のローカルな環境に合わせてカスタマイズしてサービスを提供していく部分など、流石です。


WWE 2004年10月17日 武道館



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第四試合
○マーク・ジンドラック vs スタンボリ×

キャラクター的に微妙な試合でしたが
(共にヒールキャラなので、今回の試合シュチェーション設定ではスタンボリが気持ちひとつ分だけ、ベビーよりでしたが)
中々見せる試合をしてくれました。スタンボリがジンドラックを軽々とリフトアップには驚かされました。


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第五試合
×ダッドリーズ vs キッドマン&ポール・ロンドン○

タッグチャンピオンシップマッチ。
タッグでは百戦錬磨のダッドリーズも王者側に勝つ訳にもいかず
(地方公演でベルトが移動するわけにはいかないし……)かなり、チグハグな試合に。
ダッドリーズの方が試合のリズムを掴むのが一枚も二枚も上手なのにそこから一気に反撃にいけないもどかしさ
それが試合を退屈にさせた一番の要因かもしれません。

キッドマン&ロンドンの王者コンビはまだまだ力不足という事でリズムの悪い試合になってしまいました。
タッグ王者になったばかりのこのチーム、ベルトをかざして現地で人気を盛り上げていこうといったプロモーションなのでしょうが
この日の試合をみた限りでは不人気で速攻王者脱落、タッグ解散の憂き目にあうような気がします>キッドマン&ロンドン


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休憩


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第六試合
○ジョン・シナ vs ビリー・ガン×

ベビー同士、陽性キャラ対決。
試合もそこそこにパフォーマンス対決に熱が入るこの一戦は純正アメプロとして非常に楽しめました。
今回の来日公演ではビリーの好調振りが目立ちます。
本国のtvではあまり目立つポジションに立っている訳でもないビリー。
しかし日本公演での彼のパフォーマンスをみる限りとてつもなく凄い選手だと思えました。
ビリーのスキルからすると、グリーンボーイでしかないシナが翻弄されていました。
シングルマッチではどうしても、巧い下手。スキルの差が歴然と出てしまいます。


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第七試合
×RVD vs ルーサー・レインズ○

ルーサーが単なるデクだったのか……RVD良さが出ないまま、あっけなく終わってしまった一戦。
RVDとしては公演一日目の方が良い動きをしていたと言えます。
ルーサーは……tvでのリングデビューして未だ一ヶ月ちょいだし
パフォーマンスが低くても「こんなものかな?」と思えてしまいます。
このままいくと半年後にはルーサー消えてるかな。もしくはマイナーリーグ送りになるかも。


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第八試合
×JBL & カート・アングル vs エディー・ゲレロ&アンダーテイカー○

エディーは試合早々にカートとJBLから二人がかりでボコボコにされて、撤収。
実質、テイカーvsカート&JBLのハンディキャップマッチに。
一日目の公演の中でリングに上がり暴れ廻ったカートに対して元気になった……と思っていたら
二日目で試合が見れるとは。嬉しい誤算というかサプライズ。

で、そのサプライズがどんな具合のものなのか?気になっていたらカートかなり動けます。
試合の半分以上はカートが出ずっぱりでテイカーと互角にレスリングをしていました。
カートのアングルロック、アングルスラムが見れたのは嬉しかったです。

テイカーもここぞとばかりに本国では見せないレスリングをしていて
フライングラリアット、オールドスクール、チョークスラム、ツームストンパイルドライバー
更にはデッドマン時代に取り入れたNHBギミックの中からトライアングルチョークまでも披露。
(PPVでカート相手のチャンピオンシップマッチにてトライアングルチョークを繰り出して
タップアウトを奪うという事もやっていました。ちなみにトライアングルチョーク=三角締め)


WWE 2004年10月17日 武道館



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二日間見終えて二日通って良かった。と思える素晴らしい日本公演になったと思います。
WWEが日本公演を定期的に行うようになって二日間公演の場合
「一日目はツマラナイ……」という嫌なジンクスが出来ていたのですが
今回の公演でそれは打ち消せたと思っています。
アンダーテイカーの入場、退場に鳥肌を立ててしまった私。
今回は本当の意味でReturn of the Deadmanでした。

お金を払って見にいく価値のあるイベント。
今の日本のプロレスではお金を払った分かそれ以上に満足できるイベントというモノは殆どありません。
日本のメジャー団体の興すイベントにしても外れだらけの昨今
常に高い位置で安定した状態でパフォーマンスをみせてくれる団体は現状だとWWEしかないんだと。
日本公演をみた後だと尚更そう思えてしまいます。1
0年前だとそうでもなかったのだけれども……日本のプロレスは衰退していく一方。
時代の流れ、長い歴史の中でみたら浮き沈みの中の沈んでいく局面なのかもしれませんが
それは少し寂しいモノだなぁと、思えます。