元祖!本場の異種格闘技戦。UFC が再度日本にやって来た〜!!と云う訳で
2000/4/14 国立代々木競技場第二体育館 the Ultimate Fighting Championship JAPANの観戦レポを綴っていきます。

1999 / 11 / 14 有明以来の観戦になります。ハッキリ云って
向こうの VT 大会の実情に疎くて今大会に出てくる外国人選手の知識は殆ど有りません・・・
しかも日本勢に対しての知識も疎い(^^;

ワタシが会場に着いたのが試合開始 19:00 ギリで会場は真っ暗になってて
オープニングセレモニーが始まってました。
入り口では全日本プロレス所属の高山選手が居て関係者とおぼしき人らと雑談してた(^^)
客席が真っ暗で自分の席が見付け難かったのが難点・・・
それ以外は派手なライトアップとラウンドガール紹介、試合に対する会場の興奮で
盛りあがってて客入りも 5 〜 6 割くらい。平日の夕方にしてはマズマズな入り。


第一試合( 5 分 3R )
×大石幸史 vs ラバーン・クラーク○
(フルラウンド 判定)

ラバーンはアメリカ・アイオワ州出身で本場 UFC での新進気鋭で 3 戦 3 勝との経歴。
対する大石は参戦予定選手の負傷欠場により急遽抜擢された選手で
アマレスグレコローマンがベースのこの試合がプロデビュー戦。

本場のプロ VT  vs アマチュアのアマレス対決
勝負にならないかな?と思ってみてると以外と好試合に驚きぃ〜
良い試合になった要素として考えてみると
ラバーンは打撃主体の選手でグランドはオマケの技術っぽかったので
アマチュアと云えどもレスリング畑の大石が冷静に対処できたのが一つ。

VT の闘い方が有る程度まで解明されてきた時代なので
今までのデータを調べて研究すれば有る程度のイメージを持って試合に臨める為
アマチュアの大石も対処できた。

などなど・・・上げていくと切りが無いんだけど
ハッキリしたのは VT でのレスリングの技術の優位性。両者共に中々良い攻防をしてました。
最後は判定で負けた大石ですがプロ初試合としては合格点。これからが愉しみな選手

会場を見まわすと外人の観客が結構な割合で居たのに驚く。
しかも WASP 率が多し!!黒人、ヒスパニック系よりも圧倒的に WASP が多い。
自然にアメリカ出身の選手に送る声援が凄い事になってる。
「ムーブ!ムーブ!ムーブ!ムーブ!」とか
「ゲッアウット!」などなど聞き取れないものの明らかにスラングな発言が多い(^^;

元が狩猟民族な彼らは興奮しやすいのか?
退屈な抱っこちゃん膠着でもヒイキの選手の名前を連呼して盛り上げる有様。
なんか昔の対抗戦時。新日本 vs U インターで高田ファンが
「高田!高田!高田!高田!高田!」と連呼するようなモノか?


第二試合( 5 分 3R )
○美濃輪育久 vs ジョー・スリック×
( 3R 2 分 2 秒 TKO )
ジョー・スリックはアメリカ出身。 昨年の UFC-J でパンクラスのデルーシアをアクシデントながら37 秒で秒殺。 対する美濃輪はパンクラスの看板を背負っての参戦。 所属選手デルーシアの仇を討ちたい処。 試合は序盤から美濃輪が押してる展開 完全に金網を利用した VT に適した合理的な試合運びをしてる。 タックルで相手の上になって自分は足を開いてバランスを維持しつつ 殴る殴る殴る・・・空きあらば関節を獲る!みたいな感じ そのまま身体をコントロールしつつ金網に相手を寄せつつ 終盤ではスタンドでの撃ち合いも積極的にいった美濃輪。 最後はハイキックで極めてジョーのコメカミ当りを Cut!>ドクターストップで終わり 今大会のベストファイターかも?>>>美濃輪 感極まって勝ち名乗りを金網を上って受けてました。 VT 対策を団体をもって進めてきたパンクラス全体の勝利でしょう。 来場してすぐにビールとホットドックを買って この時点でビール 2 杯目・・・お酒に弱いワタシはこの時点でヘロヘロ〜ソレが後でマイナスに 第三試合( 5 分 3R ) ×本間聡 vs ロン・ウォーターマン○ (フルラウンド 判定)
本大会唯一のヘビー級ファイト! ロンはアメリカ・コロラド州出身で25 年のレスリング経験が有るとの触れ込み。何歳? 本間は様々な団体にフリー参戦してる流浪の格闘家 この試合はツマラナカッタ・・・下手に本間のグランドでのガードが巧い為に 終始抱っこちゃんでの膠着が続く事に。 ロン・ウォーターマンはパワーで押さえつけて上になってました。 欠伸の出る試合に仕事で疲れた身体が酒に負けて眠くなってきてウトウトしだしてしまふ・・・ 第四試合( 5 分 3R ) ○菊田早苗 vs ユージン・ジャクソン× ( 1R 4 分 38 秒 腕ひしぎ十字固め) ユージンはアメリカ・カルフォルニア州出身。 昨年の UFC-J でパンクラスの KEI 山宮を殴り合いで壮絶 KO 葬した選手。 菊田はフリーの格闘家だったが 1999 / 4 月にパンクラスに入団。 団体所属としてユージンには昨年の借りを返したい処。 すいません・・・この試合最後の方に成るまでウトウト寝てました(^^; 起きたのが菊田が金網に追い詰められてた時で「あれ?」なにかしてるのか?と 思ってると・・・下から腕ひしぎの態勢に入っていて見事にタップを獲ってました。 これでパンクラス勢の全勝になります。さぞかしファンは喜んだでしょう。 ワタシは余り好きでは無いので関係無いですけど レスラーが金網の中で完璧に近い形の勝利を挙げた事は嬉しい限りです。 で、試合に関係無い?事柄を一つ UFC 公認レフリーのジョン・マッカーシーはカッコイイ! カリスマなんたら・・・と最近まで流行ってた冠言葉が似合うレフリーです。 まず。選手よりガタイがデカイ! 190 Cm 110 Kg くらい有るでは? ミドル級の多い同興行ではオクタゴンの中でその存在感は際立つてマス。 更に開始のゴングが無くレフリーが手をパンと叩くと始まる為 レフリーに対する注目度が高い!会場でもマッカーシーファンが居てコールを送ってました。 第五試合( 5 分 5R )UFC ミドル級チャンピオン決定戦 ○ティト・オーティス vs ヴァンダレイ・シウバ× (フルラウンド 判定) 今大会の目玉カード。シウバはブラジル・パラナ州出身。主に pride に参戦してる選手。 ティトはアメリカ・カルフォルニア州出身。本場 UFC で最近ブレイク中の選手。 ティトはマニア人気が高く。初来日試合でファンの期待が高まる試合。 タイトルマッチなので両者の国歌斉唱が始まる。まずシウバのブラジル国家〜 ワタシは格闘技を観戦するようになって何回もブラジル国歌を聞いていマス。多分。 グレイシーさえ居なかったら何度もブラジル国歌を聞くことは無かったでしょうし 知りもしなかったでしょう・・・何にしても曲が長い(^^; あまりの長さに会場から失笑が漏れる。 次にティトのアメリカ国家〜 高揚感が有る曲に興奮しやすい WASP がノリノリになり 遂には星条旗を掲げるファンらが目立つ。アメリカ人って何かと国旗、国歌に縋りがちなのかも? 試合が始まり、スタンドの打撃だとシウバ。タックルで倒せばティト。と 外人観客らは盛りあがる。ワタシ的にはあんまり面白くない間延びした試合になるも 最後の方ではティトの健闘祈った一部の観客が「USA ! USA !USA ! USA !」との 「ニッポン!チャチャ!ニッポン!チャチャ!」状態に(^^; で、会場の後押しとグランドでの優位性においてティトの勝利。 第六試合( 5 分 5R ) ×安生洋二 vs ムリーロ・ブスタマンチ○ ( 2R 31 秒 肩固め) ブスタマンチはブラジル・リオデジャネイロ州出身。 カウソン・グレイシー柔術一派で約 300 人の門下生が居る柔術家。 安生は何かと話題のレスラーで有名なのはヒクソン道場への道場破り 新日本への対抗戦参戦。K-1 japan 参戦。 昨年の有明大会でのバッステ−ジで前田 KO 事件。などなど。 試合の展開は典型的な旧来のレスラーvs柔術家な感じに・・・終始コントロールされて安生の完敗。 安生の世代のレスラーには身体に染み付いたなにか?があって VT には向いて無いのかも?と真剣に思ってしまった。 今度の船木 vs ヒクソンもソウ考えると・・・恐い・・・ パンプレットに書いて貰ったtito直筆サイン 興行的に考えるとメインの試合が判定決着では無く 勝つか?負けるか?との方がスッキリして家路に着けるので良かったです。 興行が終わっても会場で渡されたアンケートを書く為に席で残ってると 会場に有名人が多数居て・・・ 浅草キッド。修斗の宇野。解説席にリングスの高坂を発見。 会場の売店近くで試合の終わったティト・オーティスが立っていて ファンら知り合いなどと勝利の喜びに浸っていた。 手にはマジックを持ってファンのサイン。握手などに気軽に応じる。 ワタシもなんとなく握手して貰い。大会パンフにサインも貰う。 良い奴です。ティト!この一件でファンになりそう(^^) 総括としては入場料が高かったのと これはどの格闘技系興行にも云える事だけど最低料金を\3000くらいにして欲しいですね。 その点。リングスはファン思いの団体かと 有名な選手が居ないのは辛かった。 pride はビギナー向けで UFC はマニア向けとの区分けが進んで行きそうです。